ゆきちゃんはどうしてたかというと‥
こんばんは
あきちゃんと私が入院している間
ゆきちゃんのことを心配して下さったブロ友さん、
ありがとうございます
そうなんですよね~。
親はいつでもそばにいないほうが気にかかるもので、
私もゆきちゃんが心配でした。
九月の入院のとき、
夕方になると「さみしい」と泣いて電話してきた子です。
今回の突然の入院、どう思ってるだろう
ぼくのときは、
交替して帰ったりしてたのに、
あきのときはつきっきりなのかよ
なんて、思ってないかな
と気にかかったり‥
でも、
「ゆきちゃん、さみしくて泣いたりしてなかった」
と聞いたら
「失礼なっ誰が泣くかよ。」
と言われてしまいました
入院二日目、
持ってきてほしいものがあって
おばあちゃんに電話するものの
耳が遠くて通じないおばあちゃん。
「おばあちゃん、母子手帳もってきてもらいたいんよ。パパが帰ったら渡してもらえる?」
「は?」
「ぼ、し、て、ちょう!」
「あ~、母子手帳ね!それと?」
「あと、あきちゃんの爪切りと‥」
「なんて?」
「つ、め、き、り!」
「‥ちょっとゆきちゃん、来て!」
こんなやりとりのあと、ゆきちゃんに
「あきちゃんの爪切りと、
母子手帳と、
トトロのDVDもってきて。
トトロのDVDはゆきちゃんが探さんと、おばあちゃんわからんけん、頼むね」
と言うと
「わかったじゃ」
と電話は切られました。
夕方、ゆきちゃんとおばあちゃんがきてくれました。
感染予防のため、
ゆきちゃんだけは
部屋の中に入れず、
入口で待ってると聞いて、
抱っこしてたあきちゃんをおばあちゃんに預け、
慌てて会いにいきました。
ゆきちゃんはおとなしく待っていました。
いつもあんまり着ないおめかしの
紺色のダッフルコートコート着て
はずかしそうに立っていました。
「ゆきちゃん!」
といってギュッとすると
照れて
でも嬉しそうでした
「頑張ってる」
と聞いたら
「何を」って聞き返すゆきちゃん。
そうだよね。
多分ゆきちゃんは、
当たり前に
普通に自分のやるべきことをして、
ちゃんとやってるだけ
そう思ってるから
できちゃうんだな‥
親バカだけど
大人よりえらいなぁと思いました
口の端にお抹茶の緑がついてて、
「今日お茶に行ったんだ?」
と言ったら
「うん。ちゃんと行ってきたよ。」
そんな会話の間も
あきちゃんは部屋の中で
「あっちゃんも行きたい
ニイニイんとこ、行く」
と叫んでるので
急いで
「じゃあ明日、帰るけんね」
と言ったら
「うん」
とうなづいてくれました。
泣けるくらいいい子です。
あきちゃんが退院した日、
おばあちゃんが幼稚園に迎えに行くと
ゆきちゃんは
「今日はあきちゃんが帰ってくるけん、あきちゃんの喜ぶもの
何か買ってやって。」
と近くのスーパーにおばあちゃんを引っ張っていったみたいです。
そして、
恐竜ジャーのオモチャをお菓子売り場で買って帰り
渡してくれました
あきちゃんが喜んだのは
いうまでもありません
そのあと、
私がおばあちゃんに
「お前うるしゃい」事件を話そうとしたら‥
「せっかくあきちゃん帰ってきたばっかりなのに、
そんな話
せんでいいやろ」
と怒られてしまいました
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